季節の草花ふれあいの森総合公園、特に自然ゾーンには四季折々の樹木や草花がたくさん見られます。
このページでは、公園内で撮影した写真やそれぞれの特色、またエピソードなどをお伝えします。

ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科
ソメイヨシノとは・・・?

江戸時代に、現在の東京の巣鴨周辺にあたる「染井」と呼ばれる土地で作出されたといわれています。はじめはヨシノザクラとよばれていたものの、奈良県吉野山のヤマザクラと混同されやすいので、ソメイヨシノと名づけられたそうです。4月の初め、葉の出る前に、径3~3.5センチメートル、淡紅白色の花が開きます。暦の春よりもソメイヨシノが満開になったときにこそ春の訪れを実感できますね。公園は・・・3月中旬に行くと「さくらの森」だけでなく「見晴らしの丘」付近もちらほら咲いていました。(写真下)。4月はお花見が楽しめますので、ぜひ、お弁当を持ってお越しください!

ヤブツバキ(藪椿) ツバキ科

ヤブツバキとは・・・?


常緑樹林を代表する樹種の1つで、海岸近くから山地まで幅広い標高で見られます。葉は厚く、表面は鮮やかで赤く大きな花を早春の2~4月に咲かせます。果実は9~11月に熟すと割れ、その中に入っている2~3個の種子がはいっており、その種子から「椿油」が採れるそうです!公園では・・・自然ゾーンのあちらこちらに見られましたが、風が強いせいか、終わりに近いのか・・・花が落ちているものも多かったです。

コブシ(辛 夷・拳) モクレン科
コブシとは・・・?

山野の春を彩る代表的な花木です。まだ葉が開く前の枝いっぱいに香りのある白い花を咲かせます。かつて、北国ではこの花が農作業を始める目安になっていたそうです。果実は袋果の集合果で、10月ごろに熟すと裂開して赤い種子をつりさげることから、この果実を「握りこぶしに」見立てて、コブシと名付けられたそうです。公園は・・・桜はつぼみばかりでしたが、「紅葉の森」に行く途中にきれいに咲いているコブシを見つけました。まだ茶色っけの多い場所に白い花、ひときわ目立っていました!

ヤツデ(八手) ウコギ科
ヤツデとは・・・?

直径が20~40㎝にもなる葉が特徴です。名前はヤツデ(=八本の指がある手?)ですが、7や9に切れ込むことが多いそうです。11月~12月にかけて白くて小さな花をたくさん咲かせ、果実は4~5月に黒紫に熟します。公園では・・・まだ果実も黄緑色でした。(写真下)「見晴らしの丘」を広場へ下っていく途中に、ぽつんとありましたが、葉の形が面白く、存在感をアピールしていました。

タンポポ(蒲公英) キク科
タンポポとは・・・?

北半球の温帯から寒帯にかけて約2000種あり、日本にはほかにエゾタンポポ、ミヤマタンポポ、シロバナタンポポなど約10種が自生するそうです。シロバナタンポポは白色の頭花をつける点で特異な種で、人里に生え、関東地方以西の本州から沖縄、とくに中国、四国、九州地方に見られます。公園では・・・池の近くに仲良く、白と黄色のタンポポが咲いていました。近くまで行けなかったので、わかりづらいかもしれませんが・・・こどもの頃、綿のようになったタンポポを「ふうっ」と飛ばしたことを思い出して懐かしくなり、撮影してきました!

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